Search Consoleで会社HPとブログ・メディアの数字を分けて見る方法
同じドメイン内にある会社ホームページとブログの検索実績を、ページURLのフィルタで分けて確認する手順を説明します。
匿名化方針実際の対応を基に、顧客名・地域名・URL・管理画面の識別情報・個人を特定できる数値を省いて構成しています。
- 会社HPとブログを同じドメインで運営している
- Search Consoleの合計に両方が混ざって見づらい
- クリック数や表示回数が合わず不安になった
同じドメインの中に会社HPと「/blog/」のようなメディアがある場合は、検索パフォーマンスの「ページ」フィルタで対象フォルダを含むURLへ絞ります。会社側を見る時はそのフォルダを除外し、期間・検索タイプ・端末など他の条件を揃えて比較します。
- フォルダ単位で検索実績を分ける設定
- 会社HP側を除外条件で見る時の注意
- フィルタ後の合計が一致しない理由
実際の運用例:会社HPと記事メディアを別々に確認
会社案内と記事メディアを同じドメイン内で運営しているため、全体の数字だけでは、どちらが検索表示を増やしているのか判断しにくい状態でした。ページURLの条件を揃えて二つの見方を作りました。
- 記事メディアは、ページURLが専用フォルダを含む条件で絞りました。
- 会社HP側は同じフォルダを含まない条件にし、期間と検索タイプを同じにしました。
- 表示回数、クリック、掲載ページを別々に確認し、社名検索と困りごと検索を混ぜずに改善対象を決めました。
結果:会社情報を探す検索と、記事へ流入する検索を分けて見られるようになり、それぞれに合う改善を考えやすくなりました。
匿名化:実際のドメイン、検索語句、クリック数、表示回数は掲載していません。
なぜ全体の数字だけでは判断しにくい?
会社HPは社名、サービス名、所在地などの検索が中心になりやすく、記事メディアは具体的な困りごとから読まれます。役割が違うため、合計だけを見ると改善の目的がぼやけます。
同じSearch Consoleプロパティのままでも、URLの共通部分を使えば分けて確認できます。新しいプロパティを必ず作る必要はありません。
記事メディアだけを表示する手順
検索パフォーマンスを開き、ページのフィルタを追加します。「URLに次を含む」を選び、記事メディアの共通フォルダを入力します。例として「/blog/」を使う場合、末尾のスラッシュまで含めると似た文字列との混同を減らせます。
適用後にページタブを開き、対象外のURLが混ざっていないか確認します。条件名だけでなく、実際に表示されたURLを見るのが大切です。
会社HP側を見る時の除外方法
同じページフィルタで「次を含まない」を選び、記事用フォルダを除外します。この数字は「トップページだけ」ではなく、そのフォルダ以外の全ページです。会社内に別の採用ページやツールがあれば、それも含まれます。
会社HPだけを厳密に見る必要がある場合は、対象URLの規則を整理し、必要な除外条件を追加します。
比較する条件を揃える
二つの画面で期間、検索タイプ、国、端末が違うと、URLフィルタ以外の差が混ざります。先に共通条件を決め、最後にページ条件だけを変えます。
- 同じ開始日と終了日
- 同じ検索タイプ
- 同じ端末・国の条件
- 同じ指標の選択状態
- 比較期間を使う場合は両方で同じ設定
足し算が全体と合わないことがある理由
Search Consoleでは、プライバシー保護のため一部の検索語句が表に出ないことや、行データが切り捨てられることがあります。フィルタを付けると、グラフと表の合計が単純な足し算にならない場合があります。
数字が合わないだけで設定ミスと判断せず、まず期間と条件を確認します。傾向を見る用途では、同じ条件で継続して比べることを優先します。
分けた後、何を改善する?
会社HPでは、社名やサービス名で目的のページへ進めるか、問い合わせにつながるかを見ます。記事メディアでは、困りごとの検索に答えられているか、関連する記事や相談ページへ自然に進めるかを見ます。
役割ごとに月次の記録を分けると、記事を増やした効果が会社HPの数字に埋もれません。
状況から最初の対応を決める
見たい範囲に合わせてフィルタを選びます。
| 今の状況 | 最初の判断 | 確認する理由 |
|---|---|---|
| 記事フォルダだけ見たい | URLにフォルダを含む | 共通パスでまとめて絞れる |
| 記事以外を見たい | URLにフォルダを含まない | トップ以外の会社ページも含む |
| 特定の1ページを見たい | URLの完全一致を使う | 似たURLを混ぜない |
| 二つの合計が全体と違う | 条件とデータ制限を確認 | 匿名化や切り捨てで差が出る場合がある |
迷ったら、この順番で進めてください
- 01共通フォルダを確認する
記事URLに必ず含まれる文字列を決める
- 02記事側を含む条件で保存
表示されたURLが想定どおりか見る
- 03会社側を除外条件で保存
他のサブフォルダが混ざる点を確認
- 04同じ期間で月次確認
表示・クリック・掲載ページを役割別に比べる
よくある疑問に答えます
ドメインプロパティを分け直す必要がありますか?
URLフィルタで目的を満たすなら、まず同じプロパティ内で分けて確認できます。権限や集計を完全に分離したい場合は別途検討します。
「含まない」にすればトップページだけになりますか?
なりません。指定フォルダ以外のすべてのURLが対象です。採用ページなど別の領域も含まれます。
クリック数を足しても全体と合わないのは異常ですか?
必ずしも異常ではありません。期間や条件の違いに加え、匿名化されたクエリやデータの切り捨てが影響する場合があります。
この記事の根拠と確認範囲
実際のWeb運用・支援で確認した流れと、各機関の公式情報を基に構成しています。管理画面や仕様は変わるため、作業前に最新の公式情報も確認してください。
