Web運用・設計初心者向けガイド

会社HPとブログ・メディアを分けて更新する方法

会社HPを安定運用しながら記事を増やすため、フォルダ・公開範囲・担当を分ける方法を説明します。

実体験を基に構成SaGaSと運営サイトで行った確認・改善の流れを、初心者向けに整理しています。

この記事が役立つ方
  • 会社HPを壊さず記事だけ頻繁に更新したい
  • 本体サイトとメディアの担当を分けたい
  • 同じドメイン内で安全に自動公開したい
先に結論

会社HPとメディアは、同じドメインでもフォルダ、管理データ、公開処理を分けられます。SaGaSでは公式サイト本体とは別に「/lab/」だけを専用リポジトリと自動公開の対象にし、本体を触らず記事を追加できる境界を作りました。

この記事を読むと分かること
  • 同じドメインで更新範囲を分ける考え方
  • 公開事故を防ぐフォルダと権限の決め方
  • SEOとデザインを分断しない内部リンク
01

なぜ会社HPとメディアを分ける?

会社概要やサービスページは頻繁に変えず安定させたい一方、ブログや実務ガイドは継続して追加する必要があります。同じ更新方法にすると、記事公開のたびに会社HP全体へ変更が及びます。

更新頻度、担当者、確認項目、戻し方が違うため、運用単位を分けると記事を増やしやすくなります。

02

分け方は三つある

同じドメインのフォルダに置く「example.com/media/」、サブドメインの「media.example.com」、別ドメインの三つが主な方法です。小規模な会社では、ブランドと相談導線をつなぎやすい同一ドメインのフォルダが扱いやすい場合があります。

ただし既存サーバーの仕様やCMSによっては同じフォルダに置けません。URLの見た目だけで決めず、公開方法と権限を先に確認します。

03

SaGaSではどう分けた?

公式サイトの中に「/lab/」という専用フォルダを作り、メディアだけを別のGitHubリポジトリで管理しています。自動公開もlabフォルダだけを転送対象にしました。

これにより、記事追加や一覧更新が会社HP本体のファイルを上書きしない構成になります。実際の境界を設定ファイルでも確認できるようにしています。

04

技術より先に決める四つの境界

URL、元データ、公開先、担当者をそれぞれ分けます。「記事担当が変更できる場所」と「本体担当の確認が必要な場所」を文章にします。

共通のロゴやCSSを使う場合も、誰が変更するかを決めます。共通ファイル一つの変更が両方へ影響するため、更新前の表示確認が必要です。

  • URL:どのフォルダ以下をメディアにするか
  • 管理:どのリポジトリ・フォルダを正本にするか
  • 公開:サーバーのどこだけを転送するか
  • 権限:記事担当が触れる範囲と承認者
05

デザインとSEOはどうつなぐ?

ヘッダー、ロゴ、色、運営者情報、相談導線を共通にし、別サイトのように見えないようにします。記事には本体サービスへの自然な案内、本体にはメディア一覧へのリンクを置きます。

記事一覧とサイトマップに全記事を載せ、重要ページ同士を通常のaリンクでつなぎます。canonicalは各記事自身の公開URLを指定します。

06

公開事故を防ぐ確認項目

自動公開はパスの指定ミスが最も大きな事故につながります。ローカル側とサーバー側のフォルダを固定し、削除同期の有無を確認します。

初回はテストファイルだけで公開先を確かめ、バックアップと戻し方を用意します。公開後は本体トップ、メディアトップ、新記事、404を確認します。

07

分けない方がよい場合は?

記事が年に数本で担当も同じ、既存CMSで安全に下書きと公開ができる場合は、無理に別管理へしなくても構いません。分けるほど運用先と確認項目は増えます。

目的は仕組みを増やすことではなく、本体を守りながら更新を続けることです。今の停止原因が担当や承認なら、先に運用表を直します。

更新状況から分け方を選ぶ

記事数だけでなく、本体への影響と担当者の違いを見ます。

今の状況最初の判断理由
本体も記事も同じ担当・更新少同じCMSで運用管理先を増やす利点が小さい
記事だけ頻繁に追加フォルダと公開処理を分ける本体を触る回数を減らせる
別部署・別権限で運用リポジトリと承認を分ける変更責任と範囲を明確にできる
既存サーバーで共存不可サブドメインを検討技術的な境界を作りやすい
実際にやること

迷ったら、この順番で進めてください

  1. 01
    更新範囲を図にする

    本体、メディア、共通ファイル、公開先を一枚に整理する

  2. 02
    正本を一つに決める

    最新データがどこにあるか迷わないようにする

  3. 03
    公開先を限定

    自動転送が対象フォルダ外へ触れない設定にする

  4. 04
    相互リンクと確認

    一覧、サイトマップ、相談導線、404を公開後に見る

もう少し知りたい方へ

よくある疑問に答えます

同じドメインのフォルダとサブドメインはどちらがよいですか?

ブランドと導線をまとめたい場合はフォルダが扱いやすいことがあります。既存サーバーやCMSの制約がある場合はサブドメインを検討します。

メディアを分けるとSEOが弱くなりますか?

分け方だけで決まりません。論理的な構造、内部リンク、固有の内容、正しいcanonicalとサイトマップを整えます。

共通CSSは一つでよいですか?

統一感は出ますが、変更が両方へ影響します。担当、確認ページ、戻し方を決めてから共通化します。

この記事の根拠と確認範囲

SaGaSの運用で行った確認手順と、各サービスの公式情報を基に構成しています。管理画面の名称や仕様は変更されるため、実作業前に最新の公式画面も確認してください。

参考にした公式情報

会社HPを触らずメディアだけ更新したい場合

今のサーバーとファイル構成を確認し、分ける範囲、公開方法、戻し方を無理のない形に整理します。

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