他社制作のホームページを引き継ぐ時のチェックリスト|権限・ドメイン・DNS・保守
既存サイトの管理会社を変える時は、見た目より先に「誰が何の権限を持っているか」を確認します。サイト本体、ドメイン、DNS、サーバー、EC管理画面、解析、メールを別々に整理すると安全です。
引継ぎで最初に確認するのは「ログインできるか」だけではありません。契約名義、オーナー権限、DNS、メール、ドメイン更新、解析権限、バックアップ、現在の保守会社が管理している外部サービスまで一覧にします。
最初に集めるもの
- ドメイン管理会社と契約名義
- DNSを操作できるアカウント
- サーバー・FTP・SSH情報
- CMS / ECのオーナー権限
- Google Analytics・Search Console
- 決済・フォーム・予約など外部サービス
- 画像・ロゴ・制作データ
- 現在の月額費用と契約期間
ECサイトは「オーナー」と「スタッフ権限」を分けて確認する
ShopifyのようなECでは、ストア所有者とスタッフ権限が別です。Shopify公式ではストアオーナーだけが所有権変更を行え、ドメイン管理などは個別権限で制御されます。
保守会社が構築を担当していても、最終的なストアオーナーが顧客側になっているかを確認しておくと、将来の管理会社変更がしやすくなります。
ドメインを「移管」する必要があるとは限らない
外部ドメインをECへ接続している場合、ドメイン登録業者を変えずにDNSだけ接続しているケースもあります。Shopify公式でも、ドメインを接続する方法とShopifyへ移管する方法は別の選択肢です。
メールが同じドメインで動いている会社では、Webだけを見てDNSを変更するとメールへ影響する可能性があります。MXやTXTを含め、現状を記録してから作業します。
補助サーバーが本当に必要か確認する
EC本体とは別にサーバー契約が残っている場合、そのサーバーが何に使われているかを確認します。画像保管、テスト、旧データ、リダイレクト、バックアップなど用途がある一方、過去の構築時に契約したまま使われていないケースもあります。
「あるから必要」と決めず、DNS・アクセス・ファイル内容・復旧用途を確認してから継続判断します。
保守契約は月額料金より「何を含むか」を見る
引継ぎ後の保守では、軽微修正、障害一次確認、バックアップ、権限管理、DNS変更、ページ追加などの範囲を明文化します。特に「月額に含む作業」と「別見積り」を分けると、依頼側も受託側も判断しやすくなります。
この順番なら事故を減らせます
- 01権限一覧を作る
誰がどの管理画面へ入れるかを確認
- 02現状のDNSとメールを保存
変更前の状態をスクリーンショットや記録で残す
- 03制作データ・バックアップを確保
復旧できる状態を作ってから契約を切り替える
- 04不要契約を判断
用途を確認してからサーバーや外部サービスを整理
- 05保守範囲を文書化
月額内と追加費用を分ける
